ニプロンSPは、次亜リン酸塩を還元剤とする中性タイプの無電解ニッケルめっき液です。析出皮膜のリン含有率は1 〜 2 % と低く、熱処理しなくても汎用無電解ニッケルめっき皮膜より高い硬度が得られます。補給方式による連続使用が可能です。
ハイブラック-SPは無電解ニッケル被膜を浸漬することで、漆黒に近い色調の黒色膜が連続的にかつ安定して得られる化成処理剤です。 黒色被膜の生成はニッケル被膜を酸化し、黒色膜として生成します。このため、化成処理に適しためっき被膜を均一に保つことは品質の安定化に必要不可欠です。当社が新たに開発した低リンタイプの無電解ニッケル”ニプロン-SP”は、単独使用でも析出硬度が高い等の有用な特性を持ちますが、黒色化成処理用のめっき被膜としても最適です。